中村弥次郎(創設者)が大丁場地区にて庵治石の採石業に就く
野山地区にて庵治石細目の採石業を始める
(当時は、「まるなか石材」という屋号であった)
中村秋好(2代目)が丁場の責任者となる
(この頃から発動機・削岩機が導入され機械化が進む)
石材加工会社「西日本石材工業株式会社」を設立
中村弥次郎(創設者)が大丁場地区にて庵治石の採石業に就く
庵治石採石会社「牟礼共同石材」設立中村節朗
(3代目)が丁場での採石業に就く
庵治石採石会社「有限会社中村節朗石材」設立
野山地区南部にて庵治石中細目の丁場を整備、採掘開始
事務所(現社屋)を牟礼町牟礼3073番地に構える
展示場(墓石・小物販売)をオープンする
中村卓史(4代目)が入社する
ジャパンストーンフェア2003(東京ビッグサイト)出展
ジャパンストーンフェア2005(東京ビッグサイト)出展
野山地区にて庵治石中細目・中目の採掘開始
中村卓史が代表取締役社長に就任
エンディング産業展2016(東京ビッグサイト)出展
エンディング産業展2017(東京ビッグサイト)出展
エンディング産業展2018(東京ビッグサイト)出展
1四代目の心意気
1976年5月27日 中村節朗の二男として生まれる。
牟礼中学校~高松商業高校~甲南大学(法学部)卒業後、大阪石材工業株式会社に入社。3年間墓石の営業マンとして修行する
大阪での修行後、アメリカ最大の石材産地・エルバートン(ジョージア州)にて3ヶ月間アメリカの石材文化を研修
帰郷後、会社代表・丁場責任者、として庵治石発展のため日々修行中。
特技は、小学生1年から大学卒業までの16年間励んだ柔道。いまも少年柔道の指導をしています。ライフワークは、石あかりロードやPTA活動などのまちづくり、地域貢献です。
主な資格 |
お墓ディレクター1級(日本石材産業協会認定)/採石業務管理者/甲類火薬類取扱保安責任者 |
所属・活動団体 |
庵治石開発協同組合青壮年部 石栄会(讃岐石材加工協同組合青年部)/むれ源平石あかりロード実行委員会/ 高松市立牟礼北小学校PTA/高松市立牟礼中学校PTA |
2庵治石の丁場をもつ石材店
約50年以上前は、国内で建てられるお墓はほとんどが日本国内で採掘された石が使用されていました。その後、韓国や中国の原石が日本に輸入され国内で加工され始めました。そして、近年では中国・福建省福州の石材産地で加工された中国産や世界中の石製品が輸入され、国内で建てられるお墓の約80%が中国製品となりました。また、全国各地で採掘される多くの日本の石も、加工コストが安い中国へ輸出され、中国で加工され、日本に逆輸入されているのが現状です。このような状況のため、国内の採掘業者や加工業者は年々減少し、限られた産地でのみ採掘・加工がおこなわれるようになりました。
庵治石の場合、細い山キズを見極める熟練の目が必要なこと、庵治産地内での「丁場」と「工場」の職人さん達の「庵治石を扱う誇りと次の世代へ繋げよう」という想いで、中国への流出はほとんどありません。しかし、他の国内産地と同様に、丁場・工場ともに減少しています。野山地区も最盛期は15軒の丁場石屋で採掘をしていましたが、現在は4軒となりました。山を守り、続けていくことは、容易ではありません。数は減りましたが、庵治石への情熱はいまも衰えていません。代々続く庵治石の採掘業を継続し、長年培ってきた庵治石の採掘技術を次の世代につなげることが、弊社の役割だと自覚しております。
【会社情報】
社名
有限会社 中村節朗石材
代表取締役
中村 卓史
設立
平成元年2月
資本金
500万円
所在地
〒761-0121 香川県高松市牟礼町牟礼3073番地
電話番号
087-845-8911
FAX
087-845-8921
営業種目
石材採掘業・墓石及び石材製品販売業
【採石認可】
香川県採石認可第28011号(細目)野山地区(牟礼町牟礼北山田3438番2)
香川県採石認可第28015号(中細目・中目)野山地区(牟礼町牟礼北山田3438番2)
【所属団体】
一般社団法人日本石材産業協会 http://www.japan-stone.org/
庵治石開発協同組合 讃岐石材加工協同組合
一般社団法人日本工芸産地協会 https://kougei-sunchi.or.jp/